ISFET pH 計 S2K シリーズの取扱方法

(製品同梱の取扱説明書をベースにして記載してあります。製品のバージョンアップなどに伴い、お手元の取扱説明書と内容が変更となっている可能性がありますのでご注意ください(2022.1.25版))

お使いになる前に

比較電極先端の保護フィルムを外してください

比較電極の先端部分には、保護のための透明フィルムが貼られています。目印に赤い点がつけてありますので、このフィルムを剥がした上でご利用を開始してください

STEP
1

初めてのご使用の場合と電池交換時にはリセットされている状態です

初回使用時には、必ず一点校正(次項目参照)を行なってください
また、校正値や測定値が安定しない場合は、センサ部分と液絡部を洗浄してからセンサ部分を水溶液に5分ほど浸けてからご使用ください

STEP
2

本体を分解した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください

センサ本体を無理に分解すると、ケース本体が破損して保証期間内であっても保証対象外となります
本機には「分解禁止ツメ」機構を採用しており、一度分解を行うとヒビが入る仕様となっています

STEP
3

一点校正

側面のPOWERスイッチ(赤)を押して電源を入れます

STEP
1

動作が正常であることを確認します。

電源投入後約1秒間、以下の表示が出ます(全点灯状態)。この状態は、動作が正常であることを示しています


もし、電池交換後などに

と表示されて点滅しない状態のままになっている場合は「校正が必要な状態」ですので、必ず以下の手順で校正を行なってください

STEP
2

測定モードに入ります

自動的に測定モードに入り、温度とpH値が表示されます
(この時、センサ部に溶液がない状態の場合はエラーメッセージが出ますが、これは異常ではありません)

STEP
3

先端部分を十分に洗浄します

水道水などで先端部を十分に洗浄し、水を拭き取ります

STEP
4

ビーカーなどに、6.9 pHの標準液を準備します

センサ部分を、標準液に十分に浸します

STEP
5

CALスイッチ(青)を押します

CALスイッチを押して「C」マークを点滅させます。「C」マークの右側には校正時の温度とpH値が交互に表示されます。

STEP
6

値が安定するまでお待ちください

液晶画面の値が安定すれば校正終了です。先端を水道水などで洗浄し水を拭き取ってください。

STEP
7

測定方法① 浸漬(しんし)測定

ビーカー液などに水溶液を入れて、そこにセンサを入れて測定する方法です。

サンプル液をビーカーに入れます

センサ部分がきちんとサンプル液に浸っていることを確認してください
測定値が安定するまで、温度とpH値が交互に表示されます

STEP
1

数値が安定したら、読み取ります

測定終了後は、POWERスイッチ(赤)を押して電源を切ってください(そのままの場合でも、一定時間経過後自動的に電源は切れます)

STEP
2

十分に洗浄した上で保管します

センサ部を水道水などで十分に洗浄し、水気を拭き取ってください。使用後は必ずキャップを装着の上保管してください
センサ部分の汚れがひどい場合には、住宅用洗剤と歯ブラシなどで汚れをきちんと落としてください

STEP
3

測定方法② 一滴測定

ごく微量のサンプル液で測定が可能です。

センサ部分を水道水で洗浄し、水滴を拭き取ってください

STEP
1

センサ部と液絡芯が繋がるようにサンプル液を滴下します

センサと液絡芯がつながっていないとpH値を測定できません

×(測定不可)サンプル液が、比較電極の液絡芯部分に触れていません

○(測定可能)サンプル液が、センサ部分と液絡芯の両方に接触しています

STEP
2

数値が安定したら、測定値を読み取ってください

温度とpH値の交互表示がなくなりpH値だけの表示になれば、測定値が確定します

STEP
3

センサ部分を洗浄してから保管してください

使用後は十分に先端部分を洗浄した上で、キャップを閉めて保管してください

STEP
4

比較電極の交換

比較電極は消耗品です。使っていくうちに内部の液が減り、バブルが大きくなります。バブルが見えている場合が交換の目安です。

交換時期の目安

pH計をセンサ部を下にして垂直に持った時バブルが見えている状態になったら、比較電極の寿命です。正確に測定できなくなりますので交換してください

交換用二機種R2K712をご準備ください

STEP
1

本体についた水を丁寧に拭き取ってください

濡れていると内部に水が入り、故障の原因となります

STEP
2

本体から、比較電極を引き抜きます

STEP
3

新しい比較電極をしっかりと差し込んでください。

この時防水パッキン(Oリング)がよじれないように注意してください

STEP
4

POWERボタンを押して、未装着エラーが消えていることを確認します

もし未装着エラーが表示されている場合は、もう一度装着状態を確認してください
未装着エラーメッセージ

STEP
5

電池の交換

電池は市販のリチウム電池(3V 2032)をお使いください

本体についた水を丁寧に拭き取ってください

濡れていると内部に水が入り、故障の原因となります

STEP
1

本体ケースを引き抜きます

STEP
2

電池を外します

ペン先などで電池を浮かせて取り外してください

古い電池は、お住まいの自治体指定の方法で廃棄してください

STEP
3

新しい電池と交換します

電池の「+」が上になるように装着してください

STEP
4

本体ケースをしっかりと差し込みます

この時防水パッキン(Oリング)がよじれないように注意してください

STEP
5

必ず一点校正を行なってください

新しい電池を装着した後は初期状態となり以下の画面が表示されます

CALスイッチ(青)を押して、必ず一点校正を行なってください

STEP
6

ご使用上の注意

正確な測定値を得るためにも、以下の点をご注意ください

初回使用時や長期間放置した後に使用すると、測定値が不安定になることがあります

そのような場合は、センサ部を水溶液(中性)に5分ほど放置してからご使用ください

Point

センサ部の洗浄には、柔らかいものをご使用ください

センサ部を洗浄する際には、綿棒などの柔らかいものをご使用ください。中性洗剤を使って洗浄される際に使用する歯ブラシは、柔らかい極細毛タイプのものをお勧めします

Point

直射日光を当てないでください

シリコンチップISFET部分に直射日光が当たると、誤差の原因となります。日光が当たらないようにご注意ください

Point

シリコンチップISFET部は常に清潔な状態にしてください

シリコンチップISFET表面はとても敏感なため、汚れていると測定ができません。付着物や膜などがある場合は、丁寧に除去した上で測定してください

Point

サンプル液の種類によっては、測定値が安定しない場合があります

イオン濃度が非常に低い水道水や雨水、その他サンプルの種類によっては測定値が安定しない場合があります

Point