弊社へお寄せいただくよくあるご質問をまとめました。
こちらに記載のないご質問はお電話、またはメールにてお問い合わせ下さい。

ガラス電極のpH計とは、何が違うのですか?

現在、市場にあるpH計は、大部分が「ガラス電極」を採用しています。ガラス電極を使ったpHの測定法は、「pHガラス電極」と「比較電極」の電極の間に生じた電位差によって、溶液のpHを測定します。

弊社は、このガラス電極に替わるセンサを長年に渡り開発してきました。そして、『シリコンチップISFET』という半導体センサを使った、全く新しいpH計の実用化に成功しました。壊れやすく管理が難しいガラス電極と異なり、センサ自体の感度は永久に変化することがありません。そのため、消耗品である「比較電極」さえ交換すれば、いつまででも、安定した計測を行うことが可能となりました。

ガラス電極では必須だった「多点校正」は不要となり、「一点校正」を行うだけで、どなたでも簡単に正確なpH値を測定することができます。

ISFET pHセンサの特徴」のページもご覧ください。

1点校正の方法を教えてください

  1. POWERスイッチを押してください
  2. 約1秒間、左図の表示がでます。 これは動作が正常であることを示します
  3. 自動的に測定モードに入ります。温度と pH値が交互に表示されます(このときセンサ部に溶液が無いと H.L pHが表示されますが異常ではありません)
  4. センサ部を水道水などで洗浄し、水滴を取り除きます
  5. pHセンサ部に pH6.86標準液を滴下するか、標準液に浸します
  6. CALスイッチを押して Cマークを点滅させます(校正時の温度と pH値が交互に表示されます)
  7. 先端のセンサ部を水道水などで洗浄し、水をふき取ります

あわせて「取扱説明書」のページもご覧ください。

センサ部や比較電極が汚れた時はどのように洗浄すれば良いですか?

センサ部や比較電極が汚れた際や、長くご使用になってない場合は洗浄をお願いします。

洗浄の際は、家庭用中性洗剤(マジックリンなど)でブラッシング(毛先の極細の歯ブラシがおすすめです)して汚れを落としてください。

  • 初めてご使用になる場合や長期間放置した場合は、測定値が不安定になる場合があります。このような時はセンサ部と液絡部を洗浄し、センサ部を水溶液(中性)に 5分ほど放置した後にご使用ください
  • 誤差の原因になりますので直射日光を pHセンサに当てないでください
  • pHセンサ表面は敏感で汚れていると測定できませんので、付着物や膜などを常にきれいに除去してお使いください
  • イオン濃度が非常に低い水道水や雨水、その他サンプルの種類によっては測定値が安定しない場合があります

あわせて「メンテナンスガイド」のページもご覧ください。

測定時に気をつける点はありますか?

  • 初めてご使用になる場合や長期間放置した場合は、測定値が不安定になることがあります。このようなときは、センサ部を水溶液(中性)に5分くらい放置した後にご使用ください
  • センサ部の洗浄は綿棒のような柔らかいものを使用してください
  • 直射日光をpHセンサに当てないでください。誤差の原因になります
  • pHセンサ表面は敏感で汚れていると測定できません。付着物や膜などを常にきれいに除去してお使いください
  • イオン濃度が非常に低い水道水や雨水、その他サンプルの種類によっては測定値が安定しない場合があります

測定できないサンプルはありますか?

つぎのようなサンプルのpH測定は行わないでください。本機を破損する可能性があります。

  • 有機溶媒(シンナー、ベンジンなど )
  • 強酸(pH0〜2)、強アルカリ(pH12〜14)
  • 界面活性剤
  • アルコール類
  • 油類
  • 接着剤
  • セメントなど

新しい電極の先端にある赤い丸は何ですか?

電極の乾燥を防ぐため樹脂が貼られており、その目印として赤いが入っています。

新規に利用される際には、この樹脂をはがしてからご使用ください。また、初回利用時には、測定値が不安定になる場合がありますので、センサ部と液絡部を洗浄した後、センサ部を水溶液(中性)にに5分ほど放置した後にご使用を開始してください。

比較電極の交換はできますか?

はい、可能です。別売の《R2K712》をお求めください。センサ部分の感度は不変ですので、弊社pH計は比較電極の交換のみで完了です。

交換の目安は、比較電極の先端を下向きにした時にバブルが見える状態です。

  1. 本体に付いた水をよく拭き取ってから作業してください。濡れていると内部に水が入り故障の原因になります
  2. 本体から比較電極を引き抜きます
  3. 新しい比較電極を本体にしっかり差し込みます。このとき防水パッキンがよじれないよう注意してください
  4. POWERスイッチを押し、未装着エラー表示(Er3pSが消えることを確認してからご使用ください( が点滅する場合は、装着状態を再度ご確認ください。)

交換用の比較電極R2K712は、旧製品や、新電元工業社製のpH計に使用できますか

はい、可能です。別売の《R2K712》をお求めください。

ただし、新電元工業(株)の製品は2007年3月をもって製造・販売が終了しております。そのため、『KS701』『KS723』『比較電極CH701』『CH723』をお使いの皆様には、性能が飛躍的に向上した弊社製ISFET pH計と比較電極への移行を推奨しています。

新電元工業製品をお使いの場合、以下のような不具合が発生する可能性があります。

  • 温度補償機能が不十分でpH計としての性能を十分発揮できない
  • 従来の比較電極CH701、CH723(互換のCH700)などをご使用の場合は、比較電極とpHセンサに汚染が残り、pH測定の再現性が十分得られない

電池の交換方法を教えてください

市販のリチウム電池(CR2032)をお使いください。

  1. 本体に付いた水をよく拭き取ってから作業してください。濡れていると内部に水が入り故障の原因になります
  2. 本体ケースを引き抜きます
  3. ペン先などで電池を浮かせ取り外します。新しい電池の「+」側を上にしてセットします
  4. 本体に付いた水をよく拭き取ってから作業してください。濡れていると内部に水が入り故障の原因になります
  5. 本体ケースを引き抜きます
  6. ペン先などで電池を浮かせ取り外します
  7. 新しい電池の「+」側を上にしてセットします。この時、防水パッキンがよじれないようにご注意ください
  8. 電池交換後にスイッチを入れると、が点灯して校正を要請します。この後自動的にpH6.9校正が実行されます

寿命が来たら、センサや電極ごと交換ですか?交換部品は高くありませんか?

いいえ、弊社のISFET pH計は、センサ部分のpH感度は永久不変です。そのため、電極の寿命が来てしまったら、比較電極だけを交換すればOKです。交換電極は4,675円(2022/2現在・税込)ですので、長く使えば使うほど、そのコストパフォーマンスの良さを実感していただけると思います。

内部に液体が入ってしまったようなのですが…(ケース内の結露)

計測やお手入れの際に、きちんと電極が嵌まっていないと内部に水分が入ることがありますので、ご注意ください。ご利用前に比較電極がきちんと装着されていることを

ご確認ください。

万一水分が入ってしまった場合は、基盤などを腐食する可能性がありますので「修理サービス」で早めにメンテナンスをすることをお勧めします。そのまま使い続けて内部に錆や腐食などが発生した場合は、計測はもちろん、修理も不可能になります。

土壌のpH値を測定したいのですが。

土に直接pH計をさしてお使いになることはお勧めしません。正確な測定値が得られないだけでなく、土壌の粒子でセンサ部に損傷を与える恐れがあります。

土壌のpH値を測定するには、ビーカーに泥(土)を沈殿するまで溶かし飽和水溶液を作り、測定を行ってください。誤差は、およそ±0.1pHです。

液体でないものも計れますか?

ある程度の水分を含んでいるものであれば、測定可能です。乾燥物は測定できません。

付属の木製スパチュラでサンプルを少量とりわけ、センサ部分と比較電極の液絡芯双方に接している状態にしてください。

固形物に直接pH計を刺した場合、きちんとセンサと比較電極がつながっていない場合がありますので、必ず少量のサンプルを取った上で測定を行うようにしてください。

研究用にシリコンチップISFETだけを欲しいのですが。

はい、弊社はイオン感応型電界効果トランジスタ(Ion-Sensitive Field-Effect Transistor)をFPC(Flexible printed circuits)に実装し 研究用ISFETとして提供しています。提案させていただきます。 詳しくは研究用ISFET」のページをご覧ください。

どこで買えますか?

オンライン直販サイト《ISFET DIRECT》をご利用ください。販売代理店については、「購入案内」のページにご紹介しています。

社内で予算申請のために、見積書が必要なのですが。

ISFET pH計のお見積り研究用ISFETのお見積りともに、ウェブ上で自動発行可能です。必要な製品を選択し、宛名とメールアドレスを入力すれば、即pdfファイルで見積書を作ることができます。ぜひご活用ください。